第八年・第十号（大正12年10月号）
◇◇みるもの◇◇
菊畑	表紙	室野たくま筆
渡り鳥	オフセット二頁大口絵	室野たくま筆
悲しき部屋	写真版口絵	新関 青花筆
大震災画報
おとなりへ	扉絵	せいか	1
◇◇よむもの◇◇
ぶらぶら物語	おはなし	かつら	2
かんしんな妹	少女小品	あき・かじま	8
とげはきらい	幼女物語	黒田まゆみ	10
花子の災難	漫画小品	山田みのる	15
ころころお米	シャム伝説	越原とみお	16
瘤とりの灸	支那の話	大村嘉代子	18
お守りしながら	歌物語	三ヶ島葭子	23
傷つけたレコード	少女小説	福田 光一	28
お山の学校	童謡新曲	清水かつら詩	33
		草川　信曲
柿くらべ	漫画芝居	山田みのる	36
鶏のまちがい	少女対話	長尾　豊	42
都のほろびる日	震災日記	かつら	38
美しい天使	少女物語	湯目 節子	43
ぐらぐら物語	漫画	みのる	48
塒なき鳥	長編少女小説	井口 長二	49
おみやげ	少女スケッチ	新関 青花	55
海辺の一週間	滑稽小説	日暮 泉三	56
人形の墓	震災哀話	山内 秋生	64
さびしき里	少女短歌	室野たくま	68
萩姫と狸	少女歴史物語	元島 英三	70
闇の王	少女冒険	工藤ふたば	75